最新の予防システム
GBT(Guided Biofilm Therapy)とは、従来の歯のクリーニングで行う歯石除去とは違い、バイオフィルムの除去を目的とした『痛くなく歯や歯茎を傷つけない』新しい予防のシステムです。
バイオフィルムとは
バイオフィルムとは、歯の表面に溜まる歯垢(プラーク)のことです。
この膜は剥がれにくく、細菌が多く潜んでおり、むし歯や歯周病の原因となります。
台所やお風呂の排水溝がネバネバしていることがありませんか?あれも細菌が集まってできた『バイオフィルム』であり、お口の中でも同じことが起こるのです。
従来のメンテナンスとGBTの違い
従来のメンテナンス・クリーニングの方法は「歯石とり」を行うのが主流でしたが、ガリガリと削る感覚が不快だったり、痛みが出たり歯を傷つけるリスクもありました。
GBTでは、研磨剤を使用せず特殊なパウダーを使って吹き付けてバイオフィルムを除去を行います。
ガリガリと削ることはせず、歯や歯茎・被せ物等にダメージを与えないため、体にも優しく痛みもほとんどありません。
矯正治療中の方、インプラントが入っている方等、様々な治療ケースにも対応できます。
GBTの流れ
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- 1診査
- 問診やお口の中の検査を行い、お口の状態を調べます。
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- 2染め出し
- 染出し液を使用しバイオフィルムを可視化します。
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- 3情報提供
- 予防の意識を高めて頂くために、お一人お一人に合った最適なケアの仕方をお伝えします。
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- 4歯肉の縁上縁下のお掃除
- 機械を使って特殊なパウダーを吹きつけ、バイオフィルムを除去していきます。
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- 5歯周ポケット内のお掃除
- 歯周ポケット内もバイオフィルムを除去します。
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- 6残った歯石の除去
- 機械を使い、残っている歯石を取り除きます。
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- 7指差し確認
- バイオフィルムや歯石が残っていない確認します。最後にフッ素を塗り保護します。
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- 8次回のお約束
- 次回のお約束日程をご相談の上おとりします。
バイオフィルムや歯石は時間が経つとまたできてくるため、定期的なクリーニングを行うことが予防にとって重要です。